11月に入って、早くもクリスマスイルミネーションがスタートしてきましたねぇ
そして、京都では、そろそろ紅葉の夜間拝観なんかも始まります
照明やイルミネーションが綺麗な場所へ行ったら沢山写真撮っていろんな
思い出も残したくなります。
カメラの性能も年々アップしていて夜景も手軽に撮れる高感度なものもありますが
基本を知っておけばよりよいものを確実に撮ることができますので、ちょっとした
基本知識を御紹介です
※細かい補正の仕方は一眼レフ対象です。
【写真を撮る時の撮影モードの違いについて】
カメラによって違いますが標準的には、下記モードがあるかと思います。
・プログラムAE (Pモード)
・シャッタースピード優先AE (Tvモード)
・絞り優先AE (Avモード)
・シーン別モード(人物撮影・風景撮影・夜景撮影など)
夜景を撮るときは、「絞り優先AE(Avモード)」か「シーン別(夜景)」を
選択します。一眼レフでより細かい露出制御をする場合は、
「絞り優先AE(Avモード)」を選択して下さい。
【準備するもの】
・三脚
・リモートスイッチ(レリーズ)[ニコンだとリモートコード]
※ブレを防ぐにはこの2点は必須です。
【どうやって撮る?】
えぇ~と、シャッター押すだけです
今のカメラ性能いいのでほんとそれだけなんですけども、
撮る人が考える出来あがりとは違う場合がどうしてもあるんですよね。
撮る時の構図の中に含まれる対象の光の量によって暗すぎるととか
明るすぎるなんてことがあります。
なので、この先の補正の仕方をしっておくことが大切なのです
コンパクトカメラだと設定ができない場合がほとんどなので
一眼レフのカメラの方はやってみてね
【露出を補正する】
撮った写真が暗いのか明るいのか適正なのかは、撮る人が期待する
イメージによって正解とするところが異なります。
カメラに任せっぱなしだと思うところと違うところがあるので、撮ったものを
液晶モニターで確認しながら、プラスやマイナス補正をします。
ファインダー内のイメージは、上図のようになります。カメラによっては
下側に表示されていることもあると思います。この「露出レベル」部分を
プラス側(上側)、マイナス側(下側)に調整します。
露出補正をするとシャッタースピードが変わるのですが、シャッタースピードが
いくつであるかは、あまり気にしなくてもいいです。
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シャッター速度、絞り値ともにひと シャッター速度の場合 これらをシャッター速度と絞り値 |
下の3つの画像は、真ん中がカメラが決めた適正露出に対して
プラス補正とマイナス補正をしたものです。皆さんだとどれが好きですか?
※クリックで画像拡大します。
f6.7・ 8秒・ISO200 ・補正+1 | f6.7・6秒・ISO200・ 0 | f6.7・2秒・ISO200・補正 -1 |
私としては、右側のマイナス1段補正をしたものを適正としました。
【ホワイトバランス】
ホワイトバランスの設定の仕方によって、出来あがりの雰囲気が大きく
変わります。例えば、蛍光灯の光では、白く見えずに緑色っぽくなったりします。
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ホワイトバランス自動 | 太陽光モード |
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見てもらうと全然雰囲気変わりますよね?
これもホワイトバランス自動以外に色々なモードがあると思うので試してみてください。
夜景は、三脚とリモートスイッチを使って、露出補正とホワイトバランス調整の
意味を理解すれば、全然問題なく撮れますので是非チャンジを
f6.7・0.3秒・ISO200 これは、ホワイトバランスを変更して もっとオレンジ系が濃いくてもいいかも |
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f6.7・1秒・ISO200・補正+0.5 これも露出を振って塔の背景も見える ように3枚ぐらい撮って合成すると また違った雰囲気の綺麗なものが できます。 |
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f6.7・6秒・ISO200・補正+1 ホテルの照明が海面に映る見え方は 写真独特です。普通に見てるとこうは 見えないです。 |
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f6.7・2秒・ISO200・補正-0.5 神戸ビーナスブリッジ |