去年同じ時期に植えたレモンバーム。2年目に入ってまた新しい元気な葉っぱがでてきたと思っていたら、なぜが鉢によって成長に大きな違いが。
最初は、鉢を置いている場所によって雨のかかりかたや日光の当たり方が違うから、それが原因かと思って元気に育っている鉢のそばに、成長が遅れているほうの鉢を移動させておいた。
元気なほうのレモンバームは青々としています。
もう一方の成長が遅いほうは、こんな感じです。ほとんど新しい芽がでてきていない。このとき気になったのが、最初に植えたときに他の鉢と同じく竹パウダーでマルチングしていたような気がするが、まったく見当たらず表面の土が顆粒状になってふかふかしていること。
この時点では、まだ、コガネムシの幼虫のことなんて全く頭になかったけど、今日改めてチェックをしてみると、土に1cmほどの穴がぽっかりと開いている。
これは、土の中に何かいるんだと、土を全部ひっくり返して調べてみると、まず驚いたのが、土全体がふかふかになっていてバラバラと簡単にほぐれてしまったこと。そして、レモンバームの根っこがほとんどない!
普通、1年も経てば、細かい根っこが沢山でて簡単に土が崩れたりしないのに、根っこがぜんぜんないなんて。根っこがないからレモンバームが成長できないわけです。
根っこを食っているやつは誰じゃ~!と土をさらってみると、いましたでかい幼虫が。体を伸ばしているのをみると4~5cmぐらいあります。これが24cmの鉢の中になんと10匹ぐらいいました。
すぐさま、ネットで調べてみると、コガネムシの幼虫だということがわかり、この幼虫は根っこをムシャムシャと食べてしまうやっかいなやつということです。
とりあえず、土の中の幼虫を全部取り出して、もう一度植えなおし。復活してくれるといいんだけどなぁ。
鉢に植えているものは、他に、コモンセージ、ローズゼラニウム、アップルミント、ローマンカモミール、ラベンダーなどがありますが、それらは問題ないようです。
2つの65cmプランターにもレモンバームを植えていますが、それも食われているものと食われていないものがありました。
食われたほうのプランターには、なんと30匹ほどの幼虫が!
食われたものと食われなかったものの違いはなんだろうなぁ~。
レモンバームの鉢のそばに別の種類の鉢があったから違うのか、竹パウダーでマルチングしていたけど、その厚みが薄かったからコガネムシが産卵しやすかったのか・・・
コガネムシの幼虫を排除して植えなおしたものは、まだ竹パウダーのマルチングしていないけど厚めにマルチングしてまた様子見てみるかな。
コガネムシの幼虫対策の薬剤はあるんだけど、それ以外にどう対策するかを思案中です。
皆さんもプランターの土の表面が顆粒状になってふかふかしている場合は、要チェックです。