シームレスな画像マップを作る「ImageSynth」って今はないんだね

6本目のチュートリアルで表面の素材を設定する画像マップ(Imagemap)についての説明がありまして、シームレスな画像マップを作るのにPhotoshopのプラグインの「ImageSynth」を使ってという部分があります。そのプラグインが無い場合も作業ができるように加工された素材は準備されているんだけど、プラグインを使って同じ作業をしてみたいと思い「ImageSynth」を探してみると、もう今はこのプラグインは無いみたい。

 

1つの画像を使って単純にシームレスなパターンを作るなら普通にPhotoshopでもできるよねと思って作ってみます。

最初にパターンのひとつとなる画像を開いて

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次に、「編集」→「パターンを定義」を選択。

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「パターン名」を決める画面がでますので、パターン名を入力して「OK」ボタンをクリック。

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パターンを設定するレイヤーを選択し、レイヤーパレットの「レイヤースタイルを追加」を選択し、「パターンオーバーレイ」を選択。

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先ほど設定したパターンを選択すると一面に画像が並びます。ここでちょっと失敗。チュートリアルの中で「ImageSynth」を使った説明では同じパターンの元となる画像を選んで作業をすると下図のような余分な黒枠線部分は自動的にカットされてシームレスな画像が作られるんだけどPhotoshopで同じ画像を作ると、画像そのものをパターンかするので、黒枠線が残ってしまいます。

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Photoshopでパターンを定義する場合は、余分な黒枠線部分はトリミングして再度、パターンの定義をしなおします。

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そうすると、つなぎ目がわからないシームレスな画像が出来上がります。

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と、ここまではOKなんですけどね。次に別のシームレスな画像を作るんですが、「ImageSynth」では、単純に画像を並べて作るものだけじゃなくて、ランダムに画像を配置してシームレスが画像を作るというとっても優れた機能があるようなんですが、これがPhotoShopではできない。

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さて、どうする?と思っていたところ、Luxologyのブログを見ているとちょうどいいタイミングで「ImageSynth」の代わりとなるソフトの紹介がありました。

MODO互換ツールのご紹介」ということで、「Substance Bitmap2Material」が紹介されてまして、発売は株式会社ボーンデジタル(Born Digital,Inc.)がしています。価格は17,115円(税込)。

ブログを読んでいると、どうなんだろう。これ、この「Substance Bitmap2Material」単体では、ダメなのかな。先に「Substance Designer」というものを使って「sbstr」というファイル形式のファイルを作って、それを「Substance Bitmap2Material」にもってきて加工してから、無償提供されているローダーを使ってMODOに取り込むって流れのようで。

Substance Designer」は、非商用版で価格11,340 円(税込)となっているのでセットで使うとなると、合計28,455円。

取り合えずチュートリアルは、予め用意されている画像を使えば作業は進められるから、これらを導入するのはまだ先かな。

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