いつもこの番組を見るときは、テレビのオンタイムではなく、TSBFREEで見ています。気になった部分を繰り返し見ることができるので。
3月21日放送の内容は「劇場&ピアニスト」で、私が気になったのは「ピアニスト」のほう。
清塚信也さんというピアニストがゲストとして出演。番組のタイトル的には「クラシック界のイメージを変える清塚信也華やかではない努力と根性の裏側」となっていますが、自己紹介をされたときの「ピアニストは食えない」という部分が気になったので、ちょっと調べてみました。
◆ピアノ人口
どこかの機関から統計データとして出されているものが見つからないのですが、約200万人程度。
◆ピアニストの活躍する場所
・プロのピアニスト(単独で集客ができる・オーケストラとの共演など)
・ピアノ教室の先生
・派遣ピアニスト
・レストラン、バーなどでのピアノ演奏
◆年収
有名なコンクールでの受賞歴というものがあれば4桁台も可能なようですが、ほとんどは3桁台前半の200~400万円ほどということ。
◆海外の有名なコンクール
・フレデリック・ショパン国際ピアノコンクール(5年に一度)
・チャイコフスキー国際コンクール(4年に一度)
・エリザベート王妃国際音楽コンクール(ピアノ部門4年に一度)
・ロン=ティボー国際コンクール(1~2年に一度)
・ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール(5年に一度)
・リーズ国際ピアノコンクール(4年に一度)
・ジュネーヴ国際音楽コンクール(1年に一度)
国内でも沢山のピアノコンクールが開催されているようですが、優勝したからピアニストとして食べていけるというものではなくプラスαの何かがなければ厳しい職業。このことは他の職業でも同じことかもしれませんけどね。
番組の中で他に気になったのは、「母の鬼格言」の紹介です。
- ピアニストにならなかったら生きなくてよい
- 人間は死んだらずっと寝るんだぞ、だから今は寝るな
マツコちゃんも言ってましたが、母親からこんなことを言われたら家出するよね。
私てきには、清塚信也よりもこんなことを子供に言ってしまえる母親のほうに興味がわきました。それだけのことを言える凄い人なのか?どういう人生を歩んできたのかなどなど・・・