神戸七福神めぐり:大龍寺ー三宮から徒歩で遭難しかける⁉

KOBE七福神

神戸七福神めぐりは、再度山(ふたたびさん:標高470m)の頂上付近にある大龍寺(だいりゅうじ)で結願となります。

事前にルートを検索していると、三宮駅付近から車で行くと、20~30分程度で着くことができます。しかし、日程を急に決めたため、いつも利用するタイムズカーシェアの空き車両が全然ない。

公式HPでは、JR三宮駅前バスターミナルから神戸市バス25系統「森林植物園行き」で、およそ30分となっているが、バスの運行期間が4月1日~11月末までの土日、祝日限定となっており、これも候補から外れる。

残るは、徒歩ルート。前日にスマートフォンで三宮駅付近から検索をかけると距離は約3.8kmで、約1時間半ぐらいでたどり着けるルートが表示された。

大龍寺ー三ノ宮駅からの徒歩ルート

当日も、JR三宮駅から徒歩ルートで検索をかけ、表示されたルート通りに歩いて行く。
スマホのgoogle mapでは、ルートがでているのでわかりやすい山歩きのためのルートがあると思っていたのですが、スタートとなる入口にたどり着いて、いきなり大丈夫か?という雰囲気が漂ってくる。

山からイノシシが住宅地へ降りてくるのを防ぐために、フェンスがあり入り口には扉がつけられているんですが、そのから見える景色が小さい折れた枝や枯れ葉が積もっており、この先ちゃんと道がわかるのか不安になってくる。

写真は撮るのを忘れたのですが、帰ってから詳しく調べると、天神谷東尾根というルートのようでクチコミでは、険しいルートになっている部分もあると書かれたありました。そんなこともつゆ知らずこの大龍寺で結願なので、ここで引き返すにはいかないと山道へ入っていくことに。

ルートに入って、1分ぐらいで、これはこのまま本当に進んでいいのだろうかという気持ちでいっぱいになる。山歩きする人も普段、このルートほとんど使っていないと思われるぐらいルートに落ち葉が落ちていて何となくこの辺かなと思いながら進んでいく。

沢山落ち葉がある険しい道を進むことを想定していないので、靴は普通のシューズだったのでなかなか歩きづらい。そして、途中、途中でスマホの電波がひろえなくなってマップ表示がルートを見失いそうになる。

場所よっては、落ち葉で足を滑らせて落ちていくと登ってくるのが困難と思うところもあるので、ここで落ちたら遭難だよなぁなんて思うことも。

下の画像のようにはっきりとしたルートがでてきたときは、とても安心感につつまれる。

天神谷東尾根ルート

さらに歩みを進めていくと、ルートの分岐を示す標識などがでてきてやっと安心。

登山道案内図を見てみると、私が歩いてきたルートは、細い線で描かれているので主要ルートではないところを歩いているのがわかる。google mapで検索したルートは、全て山道ルートでしたが、途中、車道に出くわしたときに、そこから先は車道を歩くことに。山道ルートより少し距離が伸びるのですが歩きやすさを考えると車道のほうが歩きやすいので選択。

天神谷東尾根ルート

さすがに冬の時期ということもあり、車道ですれ違う車の数は少なかったです。すれ違った車に乗っている人は、なぜこんなところを人が歩いてるんだと思っていたと思います。

山門に到着したときは、「ついに大龍寺到着~!」ととっても嬉しかったです。山門をくぐって少し歩くと、前から山歩きをしてきたであろう装備をした人たちが下ってきます。私が登ってきたルートでは全然人にすれ違わなかったので、この人たちはどこのルートからきたの?別ルートの歩きやすいところがあるの?と疑問マークが頭の中でいっぱい。

再度山大龍寺山門

神戸七福神の結願となる大龍寺での参拝を終え、帰りは登山者が帰っていく人を見つけて同じルートをたどっていくことに。歩いてみれば大部分が舗装されたルートでとても楽に歩くことができました。行きもこのルートを使っていれば、かなり疲労度は低かったと思います。事前にしっかりとした下調べは大切ですね。

大龍寺帰り徒歩ルート

でも、「七福神めぐりのすごいひみつ(桜井識子さん)」の本によれば、願いが叶えられるとき、場合によっては対価を求められるときがあると書いてあったので、この行きのルートの大変な思いはこの対価にあたるのかなと勝手な解釈をしています。

KOBE七福神の色紙。かなりでかいです。横38cm×縦48cmぐらいの大きさ。普段、御朱印をもらうときの大きさを考えると、色紙がかなり大きいものになるのが想像できそうなものですが、私の場合、なぜかもっと小さいものを想像してしまっていた。

なので、スタート地点とした念仏寺で現物を見たときは、でかっ!と思い、これを入れる袋とか持ってない。どうしようと思いましたが、この色紙を包みこむ紙があり、またこれを入れるビニール袋をもらうことができました。しかし、ビニール袋の方は、色紙とほぼ同サイズのため、なかなか持つのが大変でした。今回、2日間に分けて七福神巡りをしたので、2日目は、色紙が入るバッグに入れて移動していました。

KOBE七福神色紙

皆さんもこの色紙タイプでKOBE七福神巡りをする場合は、この色紙を入れるトートバッグのようなものを準備してからスタートされることをおすすめします。

歩いた場所の写真などをあまり撮れていなかったので、徒歩ルートを再度歩いてヤマレコを使ってルートをマッピングしてみました。初めて歩いたときと少し違う部分ありますが、ほぼこのルートを通っています。

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