今年もゴールデンウイーク頃よりワイルドスロベリーを始めることができるようになってきました。赤い小さな実がなる様子を見ているのはやはり楽しい。
今、何鉢あるんだっけと思い改めて数えてみると、24鉢ほどありました。
初めは2015年にネットショッピングでワイルドストロベリーの苗を4株購入。育て方に関する情報を調べると、ワイルドストロベリーの増やし方としては「株分け、ランナーを定着させての株分け、採種した種から増やす」という方法があることがわかりました。
購入した株からは、ランナーがでてこなかったので、なった実の一部を採種用に枯れた状態になるまでそのまま放置し、採種することに。
翌年、採種した種をまいて発芽させ育てていったところ、買った苗にはでなかったランナーがでてくるようになり、そのランナーを根付かせてさらに株を増やすようにしました。ランナーから増やしていくと種から発芽させて育てるよりも早く大きくなってくれるので、ランナーがでてくれるのはとてもありがたい。
それといつの間にかこぼれ種で思ってもいなかった場所から発芽していたりも。
太陽の光がよくあたる風通しのいい場所で育ててあげれば、手間がほとんどかからず育ってくれるのでガーデニング初心者でも育てやすい植物だと思います。
4月中ごろからの様子を写真で撮ってみました。
◆4月17日
真っ白い5枚の花びらのかわいい花がそらの方向に向かって咲き、受粉するとだんだんと茎が曲がって垂れ下がってきます。ワイルドストロベリーの葉っぱって結構大きめの葉なんですが、花が咲く部分はきちんと葉っぱより高い位置まで伸びてきて受粉しやすく太陽の光が当たりやすいようになってるんですよね。
◆4月23日
下のほうから伸びてきた茎には複数の花が付きますので、とってもにぎやかな雰囲気。
◆4月27日
実が大きくなるにつれ、だんだんと実が赤くなってきています。
◆5月4日
実が真っ赤に熟してくると葉っぱの緑色とのコントラストがとっても綺麗です。この後、5個横に並んでいるのが全部真っ赤になったら写真をとって収穫だ~と思っていましたが、いつの間にやら鳥に食べられていたようで、その写真は撮ることができませんでした。
ちょっと残念。でも、おいしいものなので、みんなでシェアして収穫の喜びを分かち合うのいいもんです。きっと、鳥さんが食べた実も種は消化されずにでてくるでしょうから、きっとどこかでワイルドストロベリーが新たに育ってくるかも・・・
ワイルドストロベリーの防衛隊の「ササグモ」(笹蜘蛛)です。蜘蛛は苦手な方も多いと思いますが、ガーデニングをしだすと、益虫か害虫かという目線で見るようになってくるため、益虫となるササグモは大歓迎です。この蜘蛛は、蜘蛛の巣は張らない徘徊性の蜘蛛です。このときも実に近づいてくる虫を狙ってここにいたのでしょう。
実はとても小さいので、一度にまとめて口にいれてもぐもぐ。食べる量としてはものたりませんが、甘酸っぱくてとても美味しい。
◆ワイルドストロベリーの花言葉
「尊重と愛情」「幸福な家庭」「無邪気」
ヨーロッパではLucky&Love(幸運と幸せ)を運んでくれる、
アメリカではMiracle(奇跡)を呼ぶと言われているワイルドストロベリー。