やったね!キヤノンフォトサークル会員限定の製品モニター貸し出しの抽選が当たったよ。

EOS 5D Mark Ⅲ

EOS Kiss X5のシャッターユニット交換で、頻繁にお世話になりそうなので、修理割引が受けられるキヤノンフォトサークルに去年入会しました。

会員特典として、修理割引が受けられる以外にいくつか特典があります。そのひとつが「製品モニター貸し出し」です。貸し出ししてもらえるかは、抽選となるのですが、当たれば3週間ほど貸し出しをしてもらえます。

その申し込みを去年していたのですが、昨日、申し込みをしていたモニター貸し出しの当選の連絡がきました~!これは、年始から縁起がいい!

今回、私が申し込みをしていたのは、「EOS 5D mark Ⅲ(レンズ:EF24-105mm F4L IS USM)」のセットです。

EOS 5D Mark Ⅲ

基本スペックとしては

  • 2230万画素
  • センサーサイズ:フルサイズ
  • 連続撮影速度約6.0コマ/秒
  • 測距点:61
  • 常用ISO100~25600
  • 映像エンジン:DIGIC5+

となっています。

貸し出し期間中には、よさこいを撮ることはなさそうですが、よさこいを撮ると考えて、このカメラに期待するのは、センサーサイズがフルサイズであること、連続撮影速度約6.0コマ/秒と、測距点61、常用ISO100~25600の部分。

◆センサーサイズがフルサイズだと何がいいか?→画質がいい!
フルサイズ(約36×24mm)と、APS-C(約22.3×14.9mm)を比べると下図のような違いになります。
もし、これが2,000万画素のセンサーだとすると、2,000万個の目が付いているようなものですが、その1つの目(1つの画素)のサイズが大きいほうが、余裕があるので綺麗な画質になる。
デジカメセンサーサイズ
私の中の理解で、この画質の違いを別の例えですると、車の排気量の違いのようなものでしょうか。
高速道路を時速200kmで走る場合に、排気量1,000ccの車と3,000ccの車では、安定性、騒音、快適さなどに明らかな違いがでるようなもの。

車の場合、時速200kmで走れば、1時間後に200km先につく、これは排気量が何CCであっても同じ。
カメラの場合、写真を撮った映像が残るということでは、フルサイズ、APS-Cともに同じ。

車の場合、排気量1,000ccと3,000ccでは、安定性、騒音、快適さに違いがある。
カメラの場合、フルサイズ、APS-Cでは、画質に差がでる。

ただし、
車の場合、時速60kmぐらいで少し走るぐらいなら、排気量1,000ccの車と3,000ccの車の、安定性、騒音、快適さの違いは無視できるレベル。
カメラの場合、フルサイズ、APS-Cで画質の違いはあれど、ブログやホームページでリサイズして使うのであれば、画質の違いは無視できるレベル。

といったような感じです。

あとは、フルサイズとAPS-Cの違いは、レンズの広角側の違い。
例えば、レンズ焦点距離100mmで、同じ位置から撮影をしても、フルサイズとAPS-Cでは、撮れ方に下の写真ような違いがでます。APS-Cは、フルサイズに比べると約1.6倍拡大されたような画角でしか撮れません。レンズ焦点距離が160mmと同じようになってしまいます。
フルサイズ、APS-Cの画角の違い
できるだけ広い範囲を写しこみしたい場合には、レンズが同じであれば、フルサイズのほうが良い。

 

◆連続撮影速度約6.0コマ/秒について
よさこいなどの動きの激しいものを撮る場合、この瞬間とシャッターを切ったとしても、ちゃんと撮れているかどうかは、結果を見てみないとわかりません。
なので、連続撮影速度は、高いほうがいい。

ジャンプや、グルッと1回転するような動きがあった場合、1秒にも満たない動きですからね。コンマ何秒ずれただけで、顔の向き、目線、手足の位置などが、カッコいい、綺麗な瞬間とは違うものになってしまいます。

理想は、EOS-1D Xの連続撮影速度約12枚コマ/秒です。

◆測距点61について
今のデジカメは、どのカメラでもAF(オートフォーカス)で、自動的にピントを合わせてくれますが、そのピントの合う位置は、カメラの決められたAFフレームのところになります。

EOS Kiss X5(9点)と EOS 5D MarkⅢ(61点)では、AFフレームの数にこのような違いがあります。
EOS Kiss X5EOS 5D Mark Ⅲ

よさこいを撮っているときは、いつもピントがあうAFフレームの位置を自動ではなくて、固定させて撮影をしています。
ピントの合うAFフレームを自動にしていると、沢山踊っている人の中でピントを合わせたい人に、合わないことが多いためです。

EOS Kiss X5の場合は、9点しかありません。数が少ないのはローエンド機なので、仕方がないのですが、私の場合は、中央上2つの間にもうひとつAFフレームが欲しいところです。
撮った写真は、基本的にトリミングしないで使うため、フレーム位置を常に気にしながら撮影をしますが、鳴子を持った手が上にきたときの顔の位置は、だいたい中央上2つのAFフレームの間にきます。
EOS Kiss X5
EOS Kiss X5は、ちょうどその顔の位置にAFフレームが無いのがね・・・
EOS 5D Mark Ⅲだと、AFフレームが沢山あるので、一番ピントを合わせたいところにAFフレームがあります。

EOS 5D Mark Ⅲ

◆常用ISO100~25600について
EOS Kiss X5は、常用ISO100~6400で、EOS 5D Mark Ⅲは、常用ISO100~25600。
よさこいで、夕方以降に暗くなって照明での演舞になった場合、基本、フラッシュは使わないで撮影をします。フラッシュをバチバチたいたら、踊り子さんまぶしいし、せっかくの照明がね。

ノーフラッシュで撮影をするために、ISO感度を上げて撮影しますが、経験上、激しい踊りをきっちりとぶれずに撮る場合、シャッタースピードを1/250、1/350あたりで撮影をしたい。そうなると舞台の照明の規模にもよりますが、ISO800、ISO1600、ISO3200の設定となります。

EOS Kiss X5でも、ISO1600で、それなりの画質だと思いましたが、EOS 5D MarkⅢは、さらにISO感度を上げてどれぐらいの画質がでるのか是非、撮り比べしてみたいですね。

 

来週、モニター機材が届くので、今から楽しみです!

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