『60歳のラブレター』

「60歳のラブレター」は、住友信託銀行(現在は、三井住友信託銀行)が、平成12年からセカンドライフの応援ということで企画が始まったものです。日本全国の夫婦から寄せられた数多くのラブレターは、書籍化され、2009年には、映画化もされています。
書籍は私も何冊か買ってはいたものの、ちょっとだけ読んでそのままだったのですが、HULUに最近、作品が登録されて見られるようになったので見てみました。 3組の夫婦やカップルを中村雅俊&原田美枝子、井上順&戸田恵子、イッセー尾形&綾戸智恵のベテランの俳優さんが演じています。 長く一緒にいるうちに、いつの間にか聞くタイミング、言い出すタイミングを失ってしまったり、もうこんな歳でいろんなものを背負って生きてきたからと新たな愛に踏み出すのをためらってしまったり。 相手が気持ちを伝えられる距離にいるうちに、勇気を振り絞って伝えないと・・・ということを考える作品ですね。

書籍のほうは、一人一人便箋一枚ぐらいで、夫から妻へ、妻から夫へという形で書かれた手紙が掲載されています。 20年、30年、40年と連れ添った夫婦が思いを込めて書く手紙。当然知らない人達ばかりですが、読んでいるとその手紙に書かれている情景が目に浮かんでくる感じがします。 皆さんならどんな手紙を相手に送りますか?




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