2000年に放送された松嶋菜々子主演のテレビドラマ「やまとなでしこ」を
再放送されたものをだいぶ前に録画していたんだけど、久々に見てみた。
ストーリーは、幼少時に極貧生活をおくったことがトラウマとなり
お金第一の考え方になり結婚する人もお金と財産がない人じゃないとダメ
という松嶋菜々子演ずる神野桜子と、数学の研究で留学をしていたが途中で
挫折。しかも意中の女性にふられて恋愛恐怖症の堤真一演ずる中原欧介を
中心として話が展開していきます。
桜子が欧介とその周りの人たちとのかかわりを持つにつれて本当に大切な
ものは何かに気付いていくんですけど、その10話目でのワンシーンが
とっても考えさせられる言葉があるんですよね。
桜子(松嶋菜々子)がお金もステイタスもある東十条(東幹久)との結婚が
決まりその招待状を佐久間(西村雅彦)夫妻に持っていった。そこには他の
友人関係も集まっており、暫くしてから欧介(堤真一)と若葉(矢田亜希子)が
合流。そこで、佐久間が真理子(森口瑶子)との結婚に至る話で皆、盛り上がって、ここの
シーンもいいんだけど、そのあとの佐久間と桜子の会話。
桜子
「さっきの話ステキですね。」
佐久間
「あぁ、あなたにほめられるとは以外だなぁ。」
桜子
「私なら迷わずティファニー選びますけど。」
佐久間
「あなたの価値観はいつもストレートでわかり易い
でも普通はね、何が自分にとって一番大切なのか気付くことのほうが難しい。」
桜子
「どうゆうことですか?」
佐久間
「それを無くす前に気付くことができればラッキーだ。
でも多くの人は、それを無くしてしまってから気付くもんでしょ。
僕は真理子をうしないそうになったときやっとわかった。
彼女がどんなに大切か
だから土下座までして手に入れたんですよ。
身近にあるときはわからない。
失ったとき初めてその大切さに気付く。
しかも、それがその人にとって一番大切なものだったりするからしまつに
終えないんですよ。」
ドラマを見ながら、思わず考えてしまったなぁ~
自分にとって本当に大切なもの、存在・・・
目の前にあるのに、近くにいるのに大切さに気付いてないとか・・・
ちゃんと気付ける人間でありたいなぁ
わかりやすくて楽しいドラマ何度見ても好きだなぁ
松嶋菜々子の可愛さにもはまります。
見たことがない人是非一度見てみてねぇ