昨日はいつもとは違うポイントへオオルリを探しに朝からでかける。
オオルリは何度も撮ることはできているんだけど距離があることが多く、なかなかアップで撮ることができない。
一度はアップでしっかりと顔がわかるものを撮ってみたいものだという願いを込めながら歩いて探していくわけですが、基本的にオオルリは木の高い見通しのいい場所で鳴いていることが多く、今回も最初見つけたのは木の上のほう。
遠いし、逆光なのでプラス補正して見えるように写してみるがやはりなかなか綺麗な色で見るには難しい。
うれしいことに低い木の上に止まってくれたので割合近くで撮ることができました。これぐらいの明るい直射日光があたらないぐらいが一番いい。直射日光に当たっている状態だと光が強すぎて羽色が綺麗に見えなくなってしまうので。
しばらくして別の木へ飛んでいってしまいましたが、また別のところにいるのを発見。今度は木の中段ぐらいのところの枝にとまっていました。光の加減で青色の羽が結構黒っぽく写っています。
ここまでで歩いて5~6時間ぐらい経過しています。
朝から歩いて昼をまわってきたころあいで、鳥の鳴き声も減ってきたので2時間ぐらいかけて帰ります。帰る途中にも鳥を見つけたらすぐにでも撮影ができるように準備して、鳴き声や動いたときの木や葉っぱのカサカサという音に注意しながら歩いていきます。
帰り道、オオルリの鳴き声が聞こえてきたのでどの辺だろうとあたりを伺っていると、4~5m先の杉の木の枝に止まっているのを発見。高い杉の木は葉っぱがついている枝は上のほうだけで中ほどの枝は葉っぱが落ちているので、ありがたいことにとても見やすい。
結構長時間鳴いていてくれたのでばっちりとオオルリの様子を撮ることができました。
ムービーをまわしている間に、別の場所で鳥が飛んでいる気配が会ったので見てみると、オオルリのメスもいました。今回撮影できたオスのオオルリとペアリングができているのかな。近くを飛び回っていました。
オスのほうが別の枝に飛んでいってしまいましたが、見やすい場所に止まってくれたのでとてもいい角度で撮ることができました。
野鳥を撮りにいっていて思うのは、近くに飛んできたとしても撮れ位置に止まってくれるかどうか、何秒そこにいてくれるかは鳥さんしだいの本当に「運」のような気がするので今回このポジションで撮ることができたのは本当にラッキーでした。
合計で8時間ほど歩きましたが、満足できる一枚が撮れると、また8時間かけても歩いていいと思ってしまいます。