キアゲハの羽化は、早朝の日の出すぎ以降ぐらいからというような情報があったので、とりあえず4時起き。今日の大阪の日の出は、4時44分。天気は曇りで昼前ぐらいから雨の見込み。
日の出前、蛹の様子を見に行くと、昨日より蛹の殻から見える蝶の羽模様がよりはっきりと見える感じに。日の出時間の4時44分になったが、曇り空でまだ羽化しそうな気配を感じない。
といっても、キアゲハの羽化直前の様子を実際に見たことはないので、気配があればどういったものかというのもわかってないんですけどね。微動だにしないので、いつごろ始まるのか全くわからない。
5時20分すぎ、まだ何も動きなし。そして、5時40分過ぎに見に行くと、ゲッ!アッ!もう既に羽化しちゃってる。
あわててカメラを取りに戻って、1枚。羽化するときは、1分ぐらいで殻からでて、しばらく羽を乾かすために近くでじっとしているそうなので、三脚でカメラ固定して動画を撮影。
蝶は、羽化するときに体内の余分な水分などを出して殻から抜けていくため、殻を見ると、お尻側のほうが排泄したもので汚れた感じになっています。
縮れていた羽がしっかり広がってきて、スッと飛び立っていきそうですが、大きな動きなくときどき、少し羽を広げたりするぐらいの動き。
1時間ぐらい眺めていましたが、まだまだ飛び立ちそうにないので、ここであきらめて元気に飛び立っていってくれることを祈って撮影終了。
蝶が卵を産んで、その卵が成虫となって飛び立っていく確率は数パーセント程度ということなので、羽化シーンは見逃しましたが、こうやって成虫を見れたことはラッキーでした。