SIERRAREI BLOG

キズパワーパッド始めて使ってみました。使って正解!

キズパワーパッド

大人になってから、バンドエイドのお世話になることはほとんどなくなりましたが、久々に手に傷をつくる。

掃除をしていていろんなものを動かしているときに、何かに引っ掛けたらしくて痛みは感じなかったけど気づけば8mm角ぐらいで皮がめくれていた。

以前、「傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学」という本を読んで、傷は消毒しないことと、乾かさないようにすることを覚えていたので、とりあえず傷口を乾かさないようにとワセリンを塗って、普通のバンドエイドをはっておく。

従来のバンドエイドは、傷をさらに傷つけないように保護するという目的と傷からでてくる体液が服とかにつかないようにメッシュパッドで吸収するというものでした。

それが現在では、傷口から出てくる透明の体液は、傷を修復するのにとても重要な役割を持っているということがわかったことから、この体液をハイドロコロイド素材で保持し、傷の治りをよくするというタイプのものが発売されています。

このハイドロコロイド素材を使用した製品が市販されたのは、キズパワーパッドが最初だったと思いますが、現在では複数メーカーから同様のものが発売されています。

家には買い置きのキズパワーパッドがなかったので翌日、すぐに買いにでかけて経過観測。

製品は肌色に近い感じなので、わたしの場合は、色はなじんでいるかな。色白の人は、貼っているのが目立つかもしれません。

貼ってからしばらくすると傷口からでてくる体液を吸収してパッド部分が白く膨れた感じになります。

この白い感じになるのは、汗の水分を吸収しても白っぽい感じになるみたいですね。3日ぐらい経過して、交換する直前です。

交換のためはがしてみると、昔のようにかさぶたを作って自然治癒させていくときを思い出すと、傷の治りの早さと綺麗さが全然違うような気がします。

さらに交換して2日ほどたったものです。傷は、綺麗にふさがりましたが、再生している皮膚がまだ薄いため赤い状態。

もう少し、肌が綺麗になおるまで、パッドを当てておくことにしました。
他の製品も試してみようと思い、従来のバンドエイドのような雰囲気で、傷にあてる部分のみがハイドロコロイド素材の製品を使用してみます。

「ケアリーヴ 治す力」という製品

この製品を2日おきに交換して4日間使用。

傷ができたのがほとんどわからないぐらいまで回復しました。

マイクロスコープで50倍に拡大してみると、皮膚の色が違うので差がよくわかりますが、普通に見る感じではほとんど差がわかりません。

今回キズパワーパッドを使ってみて思ったのは、この製品とっても優秀!女性は、いざというときのために常備しておいて損はないものだと思います。

ケアリーヴは、4日ほど使用しましたが、ハイドロコロイド素材部分以外のところは、従来のバンドエイドのような素材なのですが、はがしたあとを見てみるとちょっと粘着素材に負けた感じで肌荒れのような感じになってしまいました。敏感肌の人は長期の使用は避けたほうがいいかな。

【2016年6月追記】
またまた、手にいつの間にやら引っかき傷を作ってしまいました。今回は、キズパワーパッド貼らなくても大丈夫かとそのまましていたのですが、貼っておいたほうがよかったなぁ。この段階だともう傷から湿潤液がでてないからもう遅いですね。

◆6月8日:下の写真で、傷ができてから4日目ぐらいですが、かさぶたが取れて、傷跡がきえるのにちょっと時間かかりそう。

◆6月10日:かさぶたが乾いてはがれてくるようになりました。キズパワーパッドを使っていたときは、治っていくときにキズのところが赤くなるというのはあまり無かったですが、キズパワーパッド使わずにそのままで治していく場合、キズのところが赤みをおびた状態で変化していくんですね。

◆6月11日:いつの間にかかさぶたが取れてました。

キズの治る早さや綺麗さは、やっぱりキズパワーパッドを使うほうがいいですね。

【2016年7月追記】
何でもない動作をしているときに、自分の親指の爪で、二の腕の内側を引っかいてしまい15×20mmぐらいの大きな傷になってしまった。
キズパワーパッドでは、サイズ的に傷を覆いきれないため、別種類のハイドロ救急バンというものを使用。傷を覆うサイズではあったのですが、傷が大きいとそこからでてくる湿潤液も沢山でるので、夜寝て朝起きると、一部からあふれでてしまっていました。
◆7月12日時点

ということで、大きいサイズのものを追加購入。キズパワーパッドとカットバンリペアパッドです。

その後、ジョギングしてお風呂入ってなどをしていると、湿潤液がもれたところから水が入ってはがれてしまったので、購入した大きいサイズのキズパワーパッドに貼りかえ。
ちなみに、今回の傷はこんな感じ。皮一枚、爪でめくりとってしまった感じなので、傷ができたときはジンジンとする痛みがありましたが、キズパワーパッドを貼ってしばらくすると、痛みが消えました。
◆7月12日時点

貼りかえた直後

半日経過したところ。傷があるところは、湿潤液が保持されるため白くなってます。

◆7月15日時点
傷が大きいので、そこからでる湿潤液も多いため、白くなっている部分も大きい。

◆7月16日時点
ジョギング行って、汗かいてシャワーを浴びたら端がはがれてきたので、再度貼りかえ。傷の範囲が狭くなってきてます。

◆7月18日時点
ジョギング行ってたっぷり汗かいたので再度貼りかえ。湿潤液は、もうほとんどでていません。16日時点からの経過を見ると、治るスピードが上がった感じが。傷中央部分は、まだ赤みが強く、皮膚も薄いためもうしばらく、キズパワーパッドは貼っておきます。傷が小さくなったので、小さいサイズのパッドに変更。治ってきている部分の皮膚の色は少し黒ずんだ感じになっていますが、これが周囲と同じ色に戻るのは、少し時間かかるかな。

一週間で、ここまで治ってくれたのはうれしいですね。もし、キズパワーパッドを使わずにかさぶたにしていたとすると、ちょっと皮膚が引きつった感じで、綺麗になるのに時間がかかるから、キズパワーパッドあってよかった。

◆7月21日
湿潤液がでている感じも消えたので、はがしてみました。傷のほうは、皮膚のほうはまだ薄い感じではありますが再生して治っています。11日に傷ができてから10日間キズパワーパッドを貼っていたので、ちょっと皮膚が荒れてしまって赤くなっているところありますが、普通のバンドエイドの粘着系のものだともっと荒れると思いますので、肌への刺激も少ないほうだと思います。

傷のあった場所の色が周囲と同じような色になるには時間がかかると思いますが、今回もキズパワーパッドありがとう!

◆7月30日:傷ができてから20日後です。キズパワーパッドを貼っていた部分の傷周りの荒れもなくなり、綺麗になりました。

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