花の写真を撮るということは、「女性の顔」を撮るということと同じ。一番綺麗に輝いている花を見つけ、一番綺麗に見える角度を探す。
その綺麗さに見とれていると、ついつい忘れがちになるのが、主体となる花の背景に何が写っているかということ。
撮った写真をパソコンに取り込んで、改めて見て「わぁっ、しまった背景に余分なものが写っている」なんてことも、しばしば。今は画像処理も簡単にできるからちょっとしたものならすぐに消せるんだけどね。
だから、綺麗さに見とれつつもファインダーの中に写る全体の景色を見てその瞬間を撮る。
写真ってのは、ずっと残るものだからね。綺麗な瞬間をきちんと残してあげたいよね。
よくスポーツ写真などで、特にフィギュアスケートの選手の写真がニュースで使われていたりしますが、何でこの瞬間の写真を使うんだ!というのがあるよね。
ジャンプの瞬間やジャンプ中って、どうしても一瞬だけカメラでとらえれば、ヘン顔になってしまってたりするんだけど、それがメディアで使われているときは、同じ写真を撮るものとしては、非常にざんねんな思い。あく意を感じてしまう。
女性も花も、綺麗に美しくでしょ!って、とても思う。
やっぱり桜の花を青空をバックに撮ると、色のコントラストがきいて綺麗