冬は空気が乾燥するから肌が乾燥する。これに疑問を感じたことないですか?

絶対湿度

宇津木式スキンケアの本を読んだことがある人は、本当に健康は肌は湿度が10%ぐらいの乾燥状態になっても肌がバリバリになることはないということが書かれてあるのを知っていると思います。

今現在、乾燥肌の人はそんなことは信じられないと思うかもしれませんが、私自身、実際に宇津木式を実践して乾燥肌が治った身からすると本に書かれてあることは本当であると自信を持って言えます。

冬になって空気が乾燥すれば肌が乾燥する。これを当たり前のように思っていると思いますが、これを疑問に思ったことありませんか?

洗濯を一度でもしたことがあれば、わかると思いますが、冬って夏より洗濯物早く乾きますか?
夏の天気のいい日なら早ければ午前中にでも洗濯物が乾いたりしますが、冬場はそんなことないですよね?

洗濯物が乾きにくいのに肌は乾燥しやすいと言うのはなぜなのか?

下の表は、絶対湿度のグラフになります。気温に対して空気中にどれだけの水分を保つことができるかという表になります。気温が低ければ、空気中に保持できる水分が少ない。つまりは、湿度が低い、乾燥しているということになるのですが、「湿度が低い→乾燥している→乾きやすい」とは単純にはならないのがわかると思います。
絶対湿度

別の言い方をすると「気温が低い→空気中に水分を溜め込める量が少ない→蒸発しにくいから乾きにくい」となります。

洗濯物は乾きにくいけど、肌が乾きやすいのはなぜか?

答えは簡単ですよね。

肌に水分があるといっても絞って滴り落ちるほどの水分を肌表面に保っているわけではないのですぐに蒸発してしまいます。これは、冬でも夏でも同じ。乾きやすさで考えれば夏のほうがはるかに乾燥しやすい。

冬は気温が低いので皮膚から体温を逃がさないために血管が収縮しています。そのため、皮膚表面の水分が蒸発しても血管から水分が送られくる量がとても少ないため、非常に乾燥すると感じます。

夏は、冬と同じく肌表面の水分はすぐに飛んでしまって乾燥しているはずですが、気温が高いため体温を下げようとして発汗しやすくなっているために乾燥してもどんどんと発汗して水分がでてくるので乾燥を感じにくくなっているということです。

ここでおもしろい実験をしているYOUTUBE動画がありましたので、ご紹介。食器洗いの洗剤とメイク落としを使ってお皿に描いた油性ペンの文字をどちらが綺麗に消せるかというものですが、メイク落とし恐るべしですね。

化粧落としで、拭くだけ簡単にメイクが落とせるシートというのが売っていますが、さっと簡単に落とせるということはそれだけ成分がきついということです。洗浄成分が強いことによる肌への悪影響を感じさせなくするために化粧水成分を混ぜてごまかしています。メイク落としから化粧水までこれひとつでできるからお得と思うかもしれませんが、実際には違うということを理解しておいたほうがいい。

さっとひと拭きで落とせるような成分で肌を毎日痛めつけているとすれば、肌の回復力が落ちてくる30代に入ってくると肌がパサパサ、ちりめんジワが増えるといういうのが目に見えてわかるようになってきます。

美肌のためにはNO洗顔フォーム生活ですよ。

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