SIERRAREI BLOG

夜景写真、撮り方によって写っているはずの人が消えてしまいます。

大阪駅北側のグランフロント大阪周辺がシャンパンゴールドのイルミネーションを施されていたので、近いうちに撮りにいこうと思っていたら、聞いていたFM802から「今のイルミネーションは2月14日までです・・・」という言葉が聞こえてくる。

それを聞いたとき、あともう2日しかない・・・しかも天気は雨の予報・・・今回は無理だなぁと、諦めかけていましたが、14日は、ぎりぎり夕方から天気が回復!空はまだまだ厚い雲がありましたが、雨が降ってなければOKと電車に乗ってお出かけ。

雨はやんだものの、風が強くてとても寒い。でも、なんとか撮ってきました。

最初は、大阪駅北側から改札方向への一枚。

写真には、ほとんど人が見えていませんが、実際には沢山の人が歩いてます。
シャッタースピードが8秒なんですが、これだけ長い時間をかけて写真を撮ると、カメラの前をすぐ通り過ぎてしまう人たちは写真には写らなくなってしまいます。

少し長めにカメラの前にいても、時間が足りないと透けてしまいます。

カメラは人や物が反射している光を写真に写し撮ります。昼間は沢山の光があるので、一瞬で写真に撮ることができます。

しかし、夜間の場合は、光が少ないため、写真に撮るには、シャッタースピードを長くして時間をかけて光を集める必要があります。人が歩いていてカメラの前を通り過ぎる場合、光が足りないので、全然写らなかったり、透けてしまったります。

時間をかけて光を集めているイメージとしては、下図のようになります。

写真を撮るときに歩いている人が消えるというのは、昼間でもNDフィルターという特殊なフィルターを使うと沢山の人が歩いている場所なのに、人がいないように撮影をすることができます。
KENKO TOKINA PRO ND500

その他にも撮影した写真です。

駅から少し離れて南側のビルを撮影。バスが目の前を通ると、赤やオレンジのテールランプが光の線となって写ります。

駅北側のヨドバシカメラ

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