SIERRAREI BLOG

ダイキン空気清浄機ACM75L-Wを分解掃除してみる。ファン側が恐ろしく汚れている

先日、5年ほど使っているダイキンの空気清浄機ACM75L-Wの脱臭触媒ユニットの脱臭触媒フィルターを交換したとき、空気を送り出すファン側の汚れが目に付く。

メーカーの取扱説明書では、当然分解清掃をしてもいいなんことは書いてありませんが、どうしても気になったのでネットで、空気清浄機の分解掃除を検索してみると、他メーカーのモデルだったりしますが、やっている人もいたので私もチャレンジしてみることに。

2016年12月13日追記:裏面カバーをはずす説明が不足していたようですので、途中に手順を追加しました。


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2016年12月30日追加:ダイキン空気清浄機ACM75L-Wに3Mのフィルタレット(空気清浄フィルター)を使ってみる。
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まずは、下図にあるフィルターをすべてはずします。

ファンの前の青色のパーツが安全ガードですが、結構すすけた感じで汚れています。説明書では、はずしてはいけないパーツになっています。

でも、掃除したいのではずします。上部のネジ2箇所と下部のツメを2箇所はずします。ツメ部分をはずすときは、安全ガードを本体側に押し付ける感じに押し込んでから上に持ち上げると外れます。

安全ガードの内側を見てみると結構な汚れが見えます。これを見てしまうと、はずして清掃しなくてもいいとなっていることに驚きです。

ファン側のカバーをはずすには、本体裏側の3箇所のネジをはずします。

2016年12月13日追記ここから------------
フロントカバーをはずした上部の3本のネジをはずします。基盤が付いた部品が外れますが、配線が付いていますので、無理に引っ張ることが無いようにしてください。

基盤が付いた部品をはずすと裏側カバーとつながっている2本のネジがありますので、これをはずします。

裏面の3本とここでの2本のネジが外れれば、裏面カバーをはずすことができます。

2016年12月13日追記ここまで------------

カバーをはずしてみれば、かなり汚れている!

前面のフィルターで汚れを取っているとはいえ、空気の出口側になるファン側がこれだけ汚れているといい気分しない。

はずして洗えそうなところは、はずします。

ツメとネジをはずすと、電装部品を覆っている金属の板がついたパーツが外れます。この金属の板は、ツメで引っ掛けてあるだけなので、ずらして簡単にはずせます。

次にファンを洗うためはずします。中央のナットをソケットレンチやモンキーレンチを使ってはずします。このときソケットレンチが手元になかったため、ナットのサイズはわかりません。

これまた、結構な汚れが目立つ。

今回、電装部品を全部はずして全部洗浄するかどうか、悩みましたが、めんどくさそうだったので、ブラシでのホコリ取りと、アルコール除菌スプレーを使ってのふき取り掃除にすることにしました。

アルコールスプレーは、昔から使っているフマキラーのキッチン用アルコール除菌スプレー。これは、手についてそのまま乾いたとしても、手触りはさらっとして、いやな感じが残ることがないので、これを見つけてからはずっとこれ使ってます。

でこぼこしていて、ふき取りも大変なのですが、綺麗にした状態です。
汚れてくすんでいたのが綺麗に輝きを取り戻した状態になりました。

こういう状態になれば、ちゃんと綺麗な空気が送り出されてくるって感じしますよね。

ちょっと手間でしたが、分解清掃して正解でした!

今回、工具として使ったのは、モンキーレンチと、先が長いタイプのプラス(+2)ドライバーです。

ファンを洗浄するときなどは、ブラシの毛が長いタイプを使うことをお勧めします。毛が短いと洗いたいところまで届かないかもしれません。

今回、分解清掃して思いましたが、ファン部分は洗わなくてもいいということになっているのは、よくないなと。ファン前にフィルターやユニットがありますが、それぞれが、完全に密着してるわけでないので、隙間があります。そのため、隙間からフィルターを経由しない空気がほんのわずかながら通過しており、年数が経つとファン側に汚れが蓄積してきます。

ダスキンさんには、100%フィルターを経由した空気しか通さないようにシリコンパッキングなどで各フィルターやユニットを密着させるとか、ファン側を簡単に清掃できるような仕組みを持った空気清浄機を作ってもらいたいですね。

最近の空気清浄機の傾向として、加湿、除湿機能を持ったものが各メーカーから発売されていますが、水を扱いだしたらファン側ってもっと恐ろしいことになりそうな気がします。

だから、空気清浄機に、加湿、除湿機能がついたモデルは、買う気がしない。

空気清浄機用のフィルターではありませんが、これもプレフィルターの後ろぐらいに使えばいいかも

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