「評価損益金」・・・FXをやり始めると簡単で短い用語
分かるようでなんだろう？？って言葉があると思います。
今回はその一つの「評価損益金」についてこう理解すると伝わりやすいかなと思う例えでご説明。
普通にそのまま説明すると
例）条件：ドル／円で、1万通貨をトレード。100円/ドルの時に新規注文。
買い注文（ロング）をした場合
1万ドル×100円/ドル=1,000,000円
相場が100円/ドル⇒105円/ドルの円安になると
1万ドル×105円/ドル=1,050,000円
になり、利益が50,000円で評価損益金+50,000円
逆に
相場が100円/ドル⇒95円/ドルに円高になると
1万ドル×95円/ドル=950,000円
になり、損益が50,000円で評価損益金-50,000円
となります。
そこで、なぜ「評価」の文字が付いているか？
最終的な損益金は、決済をするまではわからない確定していないからなのです。
つまりは、儲けているつもり、負けているつもりの状態なんですね。
決済をして初めて最終的な損益金が決まります。
これを他のもの、そうですね～
「宝くじ」に例えてみると
ドリームジャンボを連番で10枚(300円×10枚）=3,000円買うと
宝くじの連番10枚を場合、買った瞬間に評価損益金はマイナス2,700円
（FXの場合は、買った瞬間にこんなにいきなり激減することはありませんのでご安心を）
抽選日までは、この状態続きます。
そして、抽選日。100,000円が当たったとします。
このときの評価損益金は「97,000円」
当たったから、確定で97,000円じゃないの？
と思うかもしれませんが、換金していなければ、自分の手元には97,000円はありませんよね。
もしかしたら、紛失してしまうかもしれないです。
または、換金期限内に換金するのを忘れて権利失効なんてこともあります。
なので、あくまできっちりと換金するまでは、評価損益金97,000円なんですね。
FXの場合は、決済をするその瞬間まで常に相場は動いてますので気を抜かないでくださいね！
儲けてるわぁ～と思って目を離した瞬間に逆のマイナスに・・・なんてこともよくありますので
